【こむら返り・足がつる について】明石大久保駅 肩こり・腰痛・頭痛・足のしびれ・交通事故 治療についてお悩みの方は明石大久保駅前こころ整骨院まで
2021年11月26日
こんにちは!明石大久保駅前こころ整骨院の松尾です!
本日はこむら返り・足がつる について、どのようなメカニズムになっているか、予防策や対処法などについてお話します!
まず、足がつっている状態は身体の中ではどのようになっているのかご存知でしょうか?
つっている状態は足や手の筋肉が伸縮バランスを崩してしまう事で異常な収縮を起こし元に戻らない状態を指します。
基本的には、急に体を動かした時・栄養不足・水分不足・冷え・熱中症・急激な寒暖差が原因で起こります。
筋肉が収縮するときの基本的なメカニズムは、脳から筋肉を動かすための指令が出て神経を伝って筋肉全体が収縮するという流れですが、伝達に異常が起きていると筋肉の一部にだけ収縮の指令が出てその筋線維のみが強く収縮することで痙攣が起こり『つる』という状態になります。
①急に体を動かした時
ウォーミングアップが不足している、体力が落ちている、慢性的な運動不足の場合は常にふくらはぎの腓腹筋という筋肉が緊張している状態となり、少しでも足を伸ばしただけでも釣っていしまうこともあります。
②栄養不足
特にミネラル・ビタミンの不足やバランスの乱れによって症状が出現しやすい状態になります。ミネラルはカルシウムとカリウムが筋肉の収縮や神経の伝達をスムーズにする働きがあり、この2つのミネラルを調整しているのがマグネシウムです。この3つはどれも大切ですが、特にマグネシウムの不足は筋肉の繊維の機能低下に大きな影響を与えます。
③水分不足・熱中症
睡眠時はコップ一杯分の汗をかくと言われ、軽い脱水傾向になります。このため体内のイオンバランスが崩れ、その体内状態で寝返りを打った時など筋肉に刺激が入ると、過剰な収縮が起こり足がつります。
熱中症も同じく脱水症状になり、イオンバランスが崩れます。
④冷え・急激な寒暖差
秋冬の夜の冷えだけでなく、夏の冷房による冷えでもつりやすくなります。
足の筋肉が冷えると血管が収縮し、血行が悪くなることで、体内のイオンバランスが崩れます。
では、つらないように普段からどのように対策すればよいのでしょうか?
激しい運動をする前はストレッチを必ず行いましょう!それほど普段から激しい運動をしない方もストレッチもしくは施術やマッサージを受けることで対策が出来ます。
水分不足から起こることも多いので、寝る前にコップ一杯の水を飲むことも対策に効果的です。
また、先ほど挙げた3つのミネラル(カルシウム・マグネシウム・カリウム)は筋肉の収縮や神経の伝達機能に関連する大切な栄養素なので日頃から摂取することが大切です!
・カルシウム
牛乳やチーズなどの乳製品、小魚や牡蠣などの魚介類に含まれる
・マグネシウム
大豆や納豆などの豆類、アーモンドなどのナッツ類に多く含まれる
・カリウム
野菜、果物、豆類など多くに含まれるが、水溶性の為調理法によって変化する
運動時はバナナ、トマト、ミカンが食べやすくオススメ
このようにいろいろな観点から足をつることに対して対策することができますが、逆にどれが自分にとって一番効果的なのかはやってみないとわからないので、大変ですが是非一度お悩みの方はやってみてください!